親と子

おたべです。

今日は親と子について少し書いてみたいと思います。

一口に親と子と言っても様々な形がありますよね。
自分と自分の親だったり、
自分と自分の子供であったり、
自分の子供が親になればその親になった立場の子とその子。

ちなみにうちはちいさな頃から、
父が厳しくて、厳しくて
話もしたくない位程でした。
理由は今となっては、
そんなに大したことでもなかったのかも
知れませんが、何をやるにしても
私の考えを聞いてくれず、
考え方をただただ押し付けられてしまうイメージ。

何か悪いことをすれば何も理由なんか聞いてさえくれずに
叱咤される感じで、いつの間にか自分の方から
コミュニケーションを取るのを避けてしまうように
なってしまいました。

それがなんとなくですけど、いろんな関係性を
持つ上でも影を落とし、自分の殻を破れない
性格のまま、今に至る感じなのかも知れません。

自分の人生は自分にしか変えられないという言葉を
あらゆる所で目や耳にしますけど、
備わった根本的な性格というものを、
なかなか変えることなんて出来ないもので、
いい年こいた今となっても、
なんだかなーっていった感じの
だらしない精神のまんまの大人でいることが
なかなか恥ずかしく思うことが多々あります。

かといって今も親父は元気なんですが、
その事をどう思うわけでもなく、これも親子、
一つの関係なんだろうなあって感じですし、
五体満足に育ててくれたことには、
やっぱり母(もう他界しています)も含め、
感謝しかありません。

私は本当に偶々恵まれただけですが、
娘が一人出来、今は十歳で健康に育っています。

ただ最近、私が単身赴任になってしまった影響で
環境が変わってしまったのが、直接の原因かは
分かりませんが、学校に行きたくないような状況が
たまにあるようで、昨日今日と会って
娘と話をしてきたのですが、
普段は余計な事まで教えてくれる娘が、
無理をしているのか本当のところの話を
聞ききれなかった感のままになってしまいました。

ただ去り際に哀しそうな顔をしているのを見ると、
今、単身で仕事をし、娘と妻の二人生活をさせている
事になんか凄く罪悪感を感じながら、
今この文章を電車に揺られながら書いています。

親と子と言えど、子にも自分の人生が
ありますから、将来にかけて色々と自分で
考えられるようになっていって欲しいですし、
自分みたいなクズな人間でも何らかの形で
サポートしてあげなければならない。
(当たり前すぎますが)

接し方も距離の持ち方も含め、
親と子について、まだまだ勉強が続くな~と
考えさせられた今週末の乱文でした。