清水

おたべです。

ジャパンカップと言えば清水成駿ですね。
まだ亡くなられて二年ですか。
実際に印を見ていたのがずっと前なので
もっともっと昔に感じてしまいます。
私が競馬を一生懸命予想して、競馬場にも行き、
馬券を買いまくっていた時、買っていた専門紙の
一番上は清水(以下敬称略)が印を打っていました。
そして最も好きな予想家でした。
予想家というかストーリーテラーというか。

清水の印は独創的、誰がどこに印を打っているなんて
今ではまったく気にならなくなりましたが、
清水の打つその中でも特に
毎年ジャパンカップの印は
楽しみにしていました。

まず馬の能力の前に政治背景だの世相だの
まったく関係なさそうな切り口から始まり、
あれよあれよと勝ち馬に近づいていく。

自分が印をつけた後にストーリーを考えているのか
ストーリーが本当に勝ち馬に近づいていくのかは
分かりませんが、恐ろしい程の説得力があり、
その流れに震える時もありました。

私は最近、予定調和という言葉を気にし始めています。
まあ運命ともいうのかな。
全ての現象には先に決定した事項があり、
現実はただそこに近づく道なのだと。
(いざ書くとキモいっすね)

なぜ清水のJC予想には、結果がついてきたのかというと
おそらく未来がうっすら見えていてただ其処に
ストーリーをつけていただけなのだろうと、
星新一ショートショートのような話を
頭に思い浮かべながらにやっとしていたものです。
(これもキモい)

最近は海外の馬ほんと来なくなりましたね。

Twitterにも書きましたけど、ステータスの上がらない
シーズンオフの競馬にいくら高額賞金だろうと、
顎足付であろうと、勝ちが確実に予想できるわけでは
無くなった極東の競馬場にわざわざ来るわけないですよね。
分かります。ジョッキーは揃ってますけどね。

んで、今回のジャパンカップですが、
◎はシュヴァルグランにしようと思っています。

史上最強牝馬の可能性もあるアーモンドアイも
物凄く強いですけどね。

ここで内枠に入って一回試されるのも良いのかも
しれません。

今回に関しては陣営、世論(大袈裟)が
完全に楽観視しているのが
気になります。
まあ他にも色々懸念点はあるのですが。

もっとジャパンカップの予想を
詳しく突っ込むか突っ込まないかは
また気分次第になります。

清水が生きていれば間違いなく
◎カプリでしょうね
間違いなく。

それでは。