失敗をどう生かすか

おたべです。

マイルCS良いレースでしたね。
ゴール前の叩きあいは欧州のトップジョッキーである
ビュイックの意地が垣間見えました。

当面のライバルであろうペルシアンナイトを
4コーナー最初で締めて、
ゴール前でもしっかり締めてました。
過怠金1万円だったらしいですが、これぞ
一流の技術ってやつでしょう。

ペルシアンナイト

マイルCSの予想はこれだけでした。
一応、アルアイン、モズアスコット辺りが相手かなって
いった感じの予想。
拾おうと思えば幾らでも拾えましたからね。
そういう時は勝ち馬を見つける事に徹する。

買ったのは単勝20万円でした。(多分夢)

なので感情がほぼ消えかかってるおたべでも
最後の直線の攻防は些か興奮しました。

の前にそもそもなんでステルヴィオ
その位置にいるって感じで道中は見ていました。

これはテン乗りで変に先入観を持たずに
乗ったってことなんでしょうね。
恣意的なものなのかは分かりません。
ただ真のトップクラスってそういうもの全てを
勝利に繋げていくんでしょうね。
その辺の読みが足りなかった。

ペルシアンナイトはパドックの気配も抜群でしたが、
想定より二列位後ろだったでしょうか。
完全に妄想ですけど、ミルコの私生活における
バイオリズムの乱れっていうのも
少しはあったんでしょうかね。

モズアスコットに関してはあんなもんでしょう。
安田記念がうまく行きすぎた位でそこまで抜けた馬では
なかったと思います。勝ち上がりが
楽勝ばかりだった事で本当の意味での
厳しいレースを経験していなかったのが
露呈してしまった感じでしょうか。

アルアインペルシアンナイトは
中距離含みからの短縮と
去年と同様の富士Sを完全な叩き台にしてのローテ。
二頭の差は爆発力で順番がついた感じです。
ししゃもちゃんとは事前に話していたのですが、
やはり池江厩舎の本番仕様の仕上げは
素晴しかったですね。
今のマイルCSに必要とされるラップ的な
中距離適性能力の備え付けも視野にローテを
組んでいたとすれば流石としか言いようがありません。

アエロリットは瞬発力を要求される展開では
厳しかったと思います。

カツジは凄く惜しかったです。
勝負の外から飛んできたのは否めないですけど。
休み明け古馬相手からスタートしたのと
右回りがいいんですかね。
NZTの時のような素晴らしい切れ味でした。
まだまだ伸びてくるでしょうね。

ブログでも書きましたが、最近の外国人ジョッキーの
馬券の買われ方は過剰水域ですけど、
こういったGⅠレース等ではやはり差が出ますね。
コンセントレーションの上げ方とか
進路取り、位置取り等明確な
レベルの差を感じます。
話飛びますけど、日曜の府中のレースなんて
全体的に締まらないし、最終Rとかほんとに
酷かった。あれはない。
(あのレースに関しては三浦は絶妙のペースでした。
ラップを見てもらえば分かります。逆に
菜七子さん、大野以外の後続勢はだめ過ぎ。)

今回は、テン乗り
フラットに乗ってきたビュイック
素直に完敗でした。
テン乗りは以前の乗り方を
踏襲するっていうのが普通のイメージでしたから、
ほぼ最後方から行くと勝手に思い込んでました。
想像力不足でしたね。

馬のレベルはおそらく五分以上だった筈ですから
残念でしたけど、このパターンもしっかり
自分にしっかり刻んでいきたいです。
馬券検討においてはどう当てたか、どう勝ったかより、
どう外したか、どう負けたかを積み上げていく事で
少しずつ洗練されていくものだと思っています。

競馬は一側面見ただけでも
ほんとに奥深く、底がまったく見えませんね。

ではまた。